ストレスを軽減するには?
そもそもストレスって何?
簡単に言うと・・・
刺激によって反応した体が示すゆがみや変調。
忙しいと気が付かないうちに体調が・・・
日によって体調が優れないなんてことありませんか?
ひどい人は毎日優れないなど^^;
ストレスって蓄積されてるときは意外と気がづかす
身体にいろいろなことに影響が出てるようですね。
メンヘラからの気付き
私は過去にメンタルでは命にかかわるえらい目にあったので
自分なりにはいろいろ調べて気をつけてはいます・・・
そんなこともあり最近忙しさにかまけて意識が薄れてきたので
自身の為にもストレスについて書いてみます。
ストレスの実態
ストレスには肉体的ストレスもあれば精神的ストレスもあります。
単純に嫌なことや辛いこと、怖い思いだけがストレスではありません。
意外と知られてないのが、嬉しい楽しいときのストレス。
何かこれから楽しいことがあり、ドキドキ、ワクワクするようなこともストレスになります。
それはストレスが変化に伴う刺激によって発生するからです。
・初めて車を買った時(興奮)
・明日は楽しいイベント!ワクワクして寝付けない(興奮)
・車などでスピードを出した時(緊張・興奮・心拍数上昇)
・大会に向けてのダンスの練習(緊張・期待・心拍数上昇)
・異性に告白する時やその直前(緊張・期待・不安・心拍数上昇)
そんな感じで嫌なこと辛いことだけがストレスではないようです。
もちろん嫌な事のほうがストレスが溜まりやすいですよね。
辛いことの多い現代社会。楽しいことのストレスもプラスされて
日常的に頻繁にストレスを受ける機会があるのです。
なんでストレスで体調が悪くなるの?
●自律神経の役割
自律神経という言葉はもうよく聞くと思いますが、
その自律神経のバランスがとれないと身体に様々な影響が出てきます。
シーソーのようにバランスをとっている
『交感神経』と『副交換神経』の2つの役割。
交感神経って何?
●一言で言えばストレスに反応して働く神経。
人類の歴史を辿れば必要不可欠な神経。
大昔人間は外敵かの危険に晒されながら狩りをしたり自然災害の危機に日々晒されていました。
何か起これば即座に心拍数を上げて大量に血液を筋肉に送って戦いや危険回避に対応します。
交感神経が働かないと危険回避や緊急時の戦闘態勢がとれなくなります。
その役割が交感神経
闘争、緊張、血圧上昇、心拍増加、早い呼吸などなど
その分戦いに備えて内臓の動きは抑制されます。
(なのでストレスが貯まると食欲なくなるのです。)
確かに必要な交感神経。しかし現代はどうでしょうか?
現代でも危険回避なくはないです。しかし大昔ほどではないです。
むしろイライラしたり上手く行かなかったりで楽しくてドキドキしたり
緊張する場面なんて日常に沢山あります。
本来危険回避に発揮してほしい交感神経がストレスの多い現代社会で
必要もないのにやたら高ぶってしまい身体にいろいろな影響が出ているのが
ストレスが原因と言われていることです。
副交換神経って何?
●一言で言えばリラックスしてる時に働く神経。
休息時にのーんびりリラックス状態や睡眠時にはこの副交感神経が働いてます。
よって副交感神経は身体の回復を担う神経です。
交感神経とは逆に
回復、心拍数は減少、血圧下降、ゆっくりした呼吸などなど
内臓の動きも活発になります。
(ノンストレスは食欲も出ます。)
そんな副交感神経、現代社会はストレスが溢れているので
なかなか副交感神経が働かなくなっています。
現代人がストレスによって蝕まれるのはこのバランスが悪いからです。
スマホも含め夜中にやるゲームや夜みる映画なんんかもストレスになりますから
副交感神経が働かなくなり良い睡眠がとれなくなるのもこの影響です。
単純に寝ればいいということでは無いのです。
寝苦しいなんて事ありますよね?
厄介なことに・・・
この副交感神経ってのはちゃんとリラックス状態に入らないと
切り替わらないのです!!!
なのでストレスで寝ても起きても体調が優れないなんて人は
毎日交感神経ばかりが働いてるってことなんでしょうね~!!!
あー自分もそうだ~(ToT)
現代の競争社会は厳しい条件で働いてノンストレスなんって絶対に無理です!!
ではどうすれば良いでしょうか?
ストレス軽減するには?
意図的に副交感神経に切り替わるスイッチを入れてやれば良いのです。
その簡単な方法が・・・
●深いゆっくりした深呼吸
仕事に集中していたりイライラと緊張してる時、思い返してみてください。
歯を食いしばっていたり、やたら呼吸が浅いことありませんか?
そういう時って殆ど深い呼吸をしていないことが多いです。
ですので一歩立ち止まって深い深呼吸。
これが一時的にでも副交感神経が働きやすくなる効果があります。
仕事などでめいいっぱい突っ走っているとふとした時に「ため息」が出ることがありますが
緊張がほぐれた安堵の「ため息」や身体が浅い呼吸にたまりかねての「ため息」もあります。
仕事中でも合間を見て・・・
『深く息を吸って時間をかけてゆっくり吐く』
さ・し・す・せ・そ・の「す」を伸ばす感じで『スー』を言う感じで
舌で空気を制御して吐くとゆっくり楽に吐き出せます。
この動作が交感神経から副交感神経のリラックスへ、スイッチを切り替える働きをします。
この深呼吸を数回繰り返してまた仕事に戻れば良いのです。
深呼吸で完全に副交感神経が働いてその後OKではありませんが、やるとやらないとでは
だいぶ違うのでストレス軽減の為にも手軽に出来る呼吸法をやってみてはいかがでしょう?
因みに・・・
お風呂に浸かる瞬間の深呼吸なんて一番リラックススイッチが入りますね~。