モノクロ写真って難しい?
昨日知り合いから「写真はモノクロで撮る方が難しんだよね?」と聞かれたので
あまり考えずに「別に変わらないでしょー」と答えたえちゃいましたw

そういえば・・・
今までデジタルデータでカラーからモノクロに変換するのは何度もやってましたが
モノクロで撮ったことないなーと
なのにテキトーに答えた私・・・(・・;)
気になったので実際にモノクロの設定で撮ってみることに。
恥ずかしながら、生まれて初めてモノクロ撮影です(笑)

ん?あれ?なんかイメージ通りにいかない・・・
色の要素が抜けただけで、ぐっと物足りない感じになりました。

撮る場所も悪い。うーん何かすっきりしない。
もしかしてモノクロ写真難しい???
モノクロ写真を想定するなら
モノクロモードで撮ってみて・・・
別にモノクロ設定で撮影はしなくても良いとは感じました。
銀塩写真と違って本来デジタルカメラはフルカラーでしか撮影しないのでモノクロモードはフルカラー画像かからカラーの情報を取り除いてるだけなので・・・

ただ、カラーから後でモノクロ写真に変換するにせよ
撮影条件や物を見て頭の中でモノクロに置き換えられる訓練はあっても良いのかなーとは感じました。
明暗の差を考えたり、被写体のディテールをしっかり出るように考慮したりするのかなーと。
そういった意味でもモノクロで表現しようとすると基本が学べるんでしょうかね〜???
カラーからモノクロに変換すると・・・
私はPhotoshopを使うのでそれで・・・
カラー写真は色相・彩度・明度の3つで構成されています。

Photoshopにもあるコントロールで「色相・彩度」といのがあるのですが、ここで3つのコントロールが出来ます。
このうちモノクロ場合の尺度は明度のみになります。
※因みにこのダイヤログはカラーにしか適応されません。

図のようにカラーだとひときわ違いがハッキリしているブロックの区別がモノクロすると・・・
なんか似通った感じにみえてメリハリのないコントラストになっています。
それは色相は違っても明度は近いということです。
モノクロ写真は白と黒の明暗でしか表現が出来ないので、図のように近い明度だとコントラストがでなかったり、明暗の差が少ないと眠たい写真にもなります。
違いが出やすい=覚えやすい?
デジカメにも表示されるヒストグラム。
細かい階調に合わせた超細い棒グラフみたいな感じ。
下記のトーンカーブの図はそのヒストグラムのグラフ上で明るさや濃さがコントロールできます。

ちょっと見難いですが・・・^^;
カラーだと調整するところが4パターンもあり、モノクロだと明度のみの1パターンのカーブしかコントロールしません。
Photoshopでトーンカーブを覚えるにはモノクロが分かりやすく、先ずは明暗のコントロールを使いこなすにも速道です。
そういった意味でも明暗による違いが顕著に現れるモノクロ写真は難しいのですが、逆に言えばわかりやすい?露出なども覚えやすいのかな〜と、その分ごまかしが効かない感じもしましたが・・・
モノクロ写真から受ける印象
こんだけ書いておいてなんですが・・・
未だ写真を撮るのは得意じゃない私(;・∀・)
写真を見ることは好きなのそこから受ける印象は強いです。
モノクロ写真は明暗のみで形を表現。
その良さは余計な情報がなくなって単純化されることで主題がハッキリ感じられる。

カラーだとなんの感情も受けない構造物も、明暗と形で表現さえることでちょっと違うような・・・

リアルか非現実か・・・
カラー写真は目でみたものに近いためか、即時性があってリアルさを感じます。
(もちろんスローシャッターなどはカラーでも非現実感たっぷりの世界ですが・・・)

しかしモノクロだと経過時間の意識がなくなりなんとなく現実感が薄れて来ます。
カラーより情報の要素が減ったことで、少し深い印象を受けました。

深くて遠い感覚
なんとなくですが、モノクロ写真は人の動きだったり表情の瞬間をとらえても、見た目のインパクトよりその奥を考えてしまいます。
この人は何を思ってるんだろう?この人コレからどうするんだろう?動作や表情から受ける感情が見た目以上に奥深い気がします。
色で情報を見ない分想像力はこちらの方が上なのかなーと感じています。
タイトルの・・・
モノクロ写真って難しい?
は結論としてはよくわかっていませんが・・・
そもそもモノクロ写真について考えることが奥が深すぎて難しいことがわかりました!
そういった意味では難しいのですかねー
相変わらず気になるとそのままに出来ずいろいろかき回して考えてしまいます(^_^;)
また気になったらいずれ・・・

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