↑因みに上記写真は単焦点じゃなく暗いズームレンズでギリギリの手撮り。 しかも撮ったの去年の10月!
APS-Cを意識して擬似的にトリミングしたかったので貼っただけです。
比較してないので意味は無いです^^;
今までズームレンズしか使ってなかった
銀塩写真の35mmのフィルムからデジタルカメラ移行して以来ずっとコンデジを使ってました。
CanonのAPS-C機を手にしても、最近までズームレンズしか使ってない私は撮像素子(イメージセンサー)の大きさなんて殆ど考えてませんでした。
さすがに単焦点になると画角を変化させることが出来ないので、画角がフルサイズより狭くなるAPS-Cのイメージセンサーがちょっと気になりました。
ファインダーを覗いた時「あれ、近いな?」と思って後ろに下がろうとすると「あっ、これ以上下れないじゃん」て・・・^^;
イメージセンサーサイズでトリミング
同じ焦点距離を持つレンズであれば、フルサイズ機に取り付けた時のほうが画角は広くなります。
うーん。APS-Cは1.5倍望遠になるとか、高額カメラはイメージセンサーのサイズが大きいなどは知っていましたが・・・
ズームレンズの時は35mmくらいでねらって広角側や望遠側に振っていたのでフルサイズとの違いなんて殆ど意識してなかったです。
写真専門で撮るブロガーさん達には当たり前のような話でしょうが、
今までテキトーに考えてた自分のためにも整理して振り返ってみました。
↓図まで作って(笑)
フルサイズのカメラに搭載されているイメージセンサーは銀塩写真の頃の35mmフィルムとほぼ同サイズの36mm×24mmです。
APS-Cは1.5倍拡大と思っていましたが・・・
上記図をみてわかるようにCanonのイメージセンサーは少し小さいので1.6倍になるんです。
APS-Cは1.5〜1.6倍望遠
APS-C機での望遠は見かけ上焦点距離が伸びたようになるので良いのかもしれませんが、逆に広角はフルサイズ機より狭くなります。
↑図は擬似イメージサークルのため引きの被写体が無かったのでフロントアップの写真で・・・
画角が違うカメラならば同じ構図になるように一歩下がって自分が動けば問題ないので
こういう比較に意味は無いという人もいるようですが・・・
室内でも屋外でも実際その場に行くと「もう下れません!」そんなことは頻繁にあるんですよ。
というわけで特に単焦点を使うなら頭に入れておいて損はしないはずです。
↑図はあくまでもイメージで作ったので細かいツッコミは無しで^^;
↓フルサイズで被写体が丁度入る状態
↓同じ焦点距離で同じ立ち位置でAPS-Cだと・・・
被写体切れまくりです!
撮影素子(CCDやCMOS)の大きさが画質の良さ?
一般のあまり知らないところでは
「解像度が高ければ高いほど画質がいい!」などと言っていることありませんか?
高解像度なのに低価格、画素数を多くしたほうが「売れる」というへんな風潮で、最近のカメラはやたら高解像度を売りに撮影素子の小さい1/2.3型(8.8×6.6mm)に1600万画素も詰め込んだコンデジもあります。
小さな撮像素子に無理に多くの画素を詰め込めば、
1画素あたりの受光量は明らかに減って明暗・色調のコントラストに影響してくると思います。
画素数を増やして明暗・色調のレンジが狭くなるので、カメラ側の補正で無理やり鮮やかに見えるようにしてるんでしょうかね・・・
色むらや再現力で劣る筈です。なのに高解像度が売れる(笑)
↑上記図をみても分かるようにコンデジやスマホはこんなに小さいサイズなのにフルサイズと同じようなやたら高解像度を詰め込んだカメラがあるようです。
画質の良さは解像度じゃないです。イメージセンサーが大きい方が高画質です。
1画素あたりの面積が大きくなれば、受け取る光の情報量が増え画質は上がるのでそういった意味でもフルサイズ機は優れているんですね!
でもフルサイズを買わない理由
理由1:値段が高い。
なんだかんだとフルサイズ機は高額になってしまい、レンズも高くて買えません・・・
理由2:大きい、重い。
機種にもよりますがセンサーが大きい分本体のサイズも大きくなりAPS-C機に比べて重量も増します。
理由3:ピントがシビア
APS-Cより被写界深度が浅いのでボケ感が強みたいですが、ピントがあってるように見える範囲も狭いため、ピントあわせについてはよりシビアです。
理由4:画質にそんなに差がない。
確かに光を受けるセンサーが大きいと色の明暗や濃淡の再現が高くノイズも減るので良いとは思いますが、撮った写真をA4サイズに引き伸ばしたとしてもフルサイズ機で撮影したか、APS-C機で撮影したかなんて見分けはつかないと思います。
フルサイズ機、APS-C機それぞれメリット、デメリットはありますが、
価格と扱いやすさを考えるとコンデジよりは画質の良いAPS-C機で今のところ私は十分です!
撮影機材が大きく重くなるとバイクツーリングでの撮影は大変になりそうです。
そうなると!
時々見かけるアルミ製のパニアケースを装着し
BMWアドベンチャーを買わないとならなくなります!(笑)
結論! 図まで作ってゴチャゴチャ書いといてなんですが・・・
今後イメージセンサーのサイズは気になるか?というと
あんまり気にしないです!(笑)
振り返って整理したら気にならなくなりました〜^^;
当たり前ですが構図や撮影条件の方が気になりますからね〜