レーサーレプリカ全盛期時代を経験したことで
「バイクを中心に・・・」とか言いつつ、殆どバイクに触れていないので触れておきます。
U4にこだわり続けて30年。大型に乗らない理由
私が高校生の頃(1980年代)は大型なんて選べる程無くて、中型だらけのレーサーレプリカ全盛期時代でした。
その頃VT250に乗っていて「コレで十分じゃないか〜!」と感じてた中、250ccの2ストや400ccなんて乗った時は「速すぎてヤバイだろう!」と思いました。
その後出てきた'88 NSR250Rの体感加速なんて当時のGSX-R1100と対して変わらない感じでした。
59psのVFRや2ストNSRなんて250ccのクセにぶっ飛びで、こんなのぶん回してたら危険過ぎる!と感じながら実際に乗って首都高をガンガン走ってました。
走り疲れて朝方帰宅し、お風呂の湯船にちゃぽんと浸かると、走馬灯のように走行場面が頭に蘇り「ヤバイ、ヤバイこんな飛ばしちゃいかん!」と恐怖が脳裏に焼き付きついたものでした。
時は流れて大型解禁フェアー!
今では教習所が当たり前の限定解除ですが、私らの頃はそんなシステムは無かったのです。
なので教習所化された途端、周囲はこぞって限定解除取得に励みほぼ大型に流れて行きました。
ホントは羨ましいくせに、そんなデカイのいらないだろう〜と意地をはった私は取り残された感じで中型に留まってました。そしてさみしくCBR250に乗っていたのです。どーでもいい話ですが・・・
大型と違って中型は使いきれる楽しさがある!のウソ
中型なら高回転までエンジンパワーを使い切れるから大型より楽しいとか良く聞きますが・・・
「使い切れる・・・」「切れる」と言い切ってます。
いやいや、そんなの公道でガンガン出来ませんよ(首都高走ってた私が言うべきではありませんが)
ちなみに私が言ってる「使い切る」は上までエンジン回せれば使い切ったという意味では無いです。
瞬間的に回すだけなら大型でも出来きます。
そのバイクの持っている最大のポテンシャルで走っての「使い切れる」です。
もちろんシーンによっては250ccだと力不足と感じる場面は結構有りますが、ソレが=「使い切れる」という意味にはならない筈です。
400ccでも十分に持て余すほどパワフル
車種にもよりますが400ccでパワーを使い切ったまま走り続けるのは至難です。250ccでも限界なんて使いきれません。最近のNinjaなどの250もそうです。
私がそこそこ使い切れると感じたのは、せいぜい80cc〜125ccがいいところ。
今までタイヤとシャーシ性能を十分に活かしてエンジンパワーを限界まで使い切った感があったのは50ccのスクーターだけです。
いいんです。ただの屁理屈ですから・・・聞き流して下さい。
とにかく屁理屈だろうと、U4ですらそんなパフォーマンスを感じている私にとっては大型なんてモンスターバイク過ぎて鼻血が出ます。
大型乗ってる人は持っているシャーシ性能もフルに活かせず、殆どのパワーを封印して低回転で乗らないとならない筈です。
車種にもよりますがノーマルでも時速100キロまで3秒程で到達してしまう怒涛のパワーの代物ですから当然です。
私の知り合いの先輩に封印しないで大型で公道を走りまくってる狂人な人がおりますが、もはや一般の人では無いので常識は当てはまりません。
一般的には大型は封印していても、何時でも出せるぞ!とう湧き出るようなトルクとパワー!
それを支える余裕のシャーシがいいんでしょうが・・・
でも何でしょう・・・余裕と所有感は凄いのはわかりますが、封印バイクって私には合わない。
封印して、デカくて、重くて、足つき性が悪いなんて納得いかない。
そんな事を考えていたら、U4に対する拘りが増してきて、大型に乗る気は完全に失せました。
私がU4に拘って乗り続けているのはそんな理由です・・・
が!
正直な話をすると、単に教習場に行くのが面倒だったのです。