本を読まないとどうなる?
「この本は絶対為になるから読みなさい!」
「本を読みなさい。読みなさい・・・」
とにかくずっと前から言われてきました。
会社に入っても上司から周囲から言われ続けました。
最近も言われます(笑)
でも相変わらず本を読まないダメな大人の私です。
でもホントにダメなのか?
あんまり言われてイラッとくることもしばし・・・
読書の習慣が全くない私は読もうとしてもストレスで胃が痛くなりまそうです。
小学生でも読書はするのに、この年齢で何言ってやがるんだこのオッサンは!と言われそうですが
私は子どもの頃にスパルタンな親から強制的に本を読まさた影響で
大の本嫌いになってしまったのですから仕方ない。
本を読まないとバカになる?
本を読まないと知識不足でボキャブラリーが薄いとか話が面白く無いとか
そんなことを聞いたことがあります。
でも本を沢山読む人でもボキャブラリーが薄くて話が面白くない人沢山いませんか?
以前、本を沢山読む人から「本を読め!」としつこく薦められました。
その人が読んだ本の中に「バイクが出てくる小説」があったので
「この本に出てくる主人公ってどんな感じの人なの?」って聞いてみたんです。
するとその「バイクが出てくる小説」はその人にとってはイマイチ印象が薄かったのか
超簡単でぼんやりとしたあらずじ意外は殆ど覚えてないんですよ。
え〜マジですか・・・200頁超える本を読んでおいて人に説明出来るのたったそれだけ?
そういうのみちゃうと、やっぱり私は本に価値を見いだせません。
(自分よりな屁理屈ですが・・・)
本を読まないと成熟社会で生き残れない?
確かに時代は成長期から成熟期に突入しています。
良質な深い知識と情報編集力ってのが問われるかもしれないです。
ですが本を読まないと今後の社会で生き残れないとかは言い過ぎでしょう〜
思うのですが沢山の本を読んでその知識が使われる事がないのは
私には勿体無く思えてイマイチ理解できないのです。
その時必要だから本やネットで調べるわけです。知りた時に本を読むのはわかります。
ですがいつか使えるかもしれないと思って読んでおこうとしても
人間の脳はハードディスクのような正確なデータバンクではないのです。
印象に残って楽しいと思った旅行ですら時間とともに大半を忘れてしまうのが人間です。
読んだ本も結局内容は覚えてなくて必要なときに出せないなんて・・・
「(゚Д゚)ハァ?」ですよ・・・
そんなの使わない物をやたらとっておいて何処にしまったかも分からなくなるのと同じでは?
それって思うのですが、本を読み続けているだけならずっとインプットの繰り返しです。
それでは「この本を読んだ」という満足感で教養を得たと錯覚してしまいます。
そんなことで教養になるのなら本を読むだけで世の中苦労知らずですよ。
教養を得るには実際にアウトプットをしてその本で得た知識を使っての話だと思います。
本を沢山読む人が毎回読んだ本の知識を使ってアウトプットしてるとはとても思えないんですけど・・・
読む量より出す量じゃないですかね〜?
確かにひとつのカテゴリーに絞って深く追求した時には本の情報は濃い気がします。
ですが欲しい情報や読みたい内容を探すとなるとどうでしょう?
検索で言ったら圧倒的にネットサーフィンです。
本を読まないと思考回路が浅くなりテレビなどの情報を鵜呑みにするなどと言われてますが・・・
本だって、パッケージや宣伝文句のコピーに踊らされて「いいの見つけた!」と読む人は少なくないはずです。
そしてその本の言ってることに共感出来たからといって決っしてソレが正しい訳じゃない。
確かに本よりネットの方がいい加減な情報がありますが
数ある同じジャンルで同様の情報が集められれば信憑性は上がります。
本にはベストセラーがありますが、それは多く売れた本であって専門的でコアな情報とは違います。 「情報を鵜呑みにする」というのは本を読まないからでは無いと思います。
とは言ってもネットと違って本は懐深く詳しい内容が書かれているのは私の認めます。
ひとつのカテゴリーを掘り下げて踏み込む時は本の情報量に敵わないと思います。
インプットよりアウトプット
私は本を全く読まないから胸をはって言ってしまうのですがw
アウトプットこそ重要なのです!
インプットという記憶が苦手なんですけどね。
アウトプットの良さはインプットで得た情報と今までの経験や知識も少し合わせてブラッシュアップするので
インプットの時より情報に付加価値がついて容量も増えると思います。
組み合わせで複合的な考えも生じるので、アウトプットはとても重要だと思っています。
例えば、私が覚えた知識に写真があるのですが、もちろん自分が教えられる範囲で初心者の人に教えるとします。
一見すると自分が知っている事を人に教えるので自分には得は無いように思われますが、それはとんでもないです!
自分が知っている事でも人に教える時に改めて気がつく部分が多々有りますし、教えてる最中に新しい発見や新しいやり方が所々で出てくるのです。
まさに眼から鱗のアウトプットなのです!
意味のあるアウトプット
ですが得た情報をただSNSで貼ったり、人に話すことは単に情報を横流しする
うさ和話の伝言みたいなもので意味のあるアウトプットとはいえない気がします。
得た情報で自分なりの価値観を加えたり、情報についての対策や方法論などを出してこそ
インプットした情報がアウトプットで使われた事になると思います。
本でインプットした情報も自分の考えを加えて行動に移すことで始めて活かされる気がします。
本の魅力はわからなくはない
もう一度言いますが、私が本を読まないのは読むとストレスなので読まないだけで
本の存在を否定してる訳ではありません。
むしろ自分でも読めることなら読みたいと、どこかで思ってはいるのです(^_^;)
仕事の打合せで、本を沢山読む人同士が、本について楽しそうに語っているのをみると
なーんか知的で楽しそうだな〜って
その人たちを見ているだけで本の持つ魅力というものにどこか惹かれる私なのです(笑)
本には色々な表現や言い回しもあるので
文字を書くにしても本を読んでいる人の文章はきれいなんでしょう。
自分みたいにおかしな日本語を書くこともないでしょうし・・・
まータイトルの「本をよまないとどうなる?」っていうことで
結論を言わせてもらうと、
本を読まなくてもどうもなりません。
別の方法でもなんとかなります!
もちろん個人的な考えですけどね!
おそらく私はこの先も本は読まないでしょう〜(;´∀`)